Cadm=△2/3・V3/DHP
この方法における仮定は、船型ができるだけ近似していること、船の長さの相違も小さいこと等がほぼ満足されなければ成り立たない。したがって、類似船の選定に当っては、充分に注意する必要がある。
図3.5
類似船の推進性能を示す責科が、2種以上の載貨状態についてわかっているときは、前記の対応排水量および対応速度におけるDHPやNの値が挿間法によって、さらに正確に求められる。
図3.5は、このような資料がある場合の計算手順を図解したものである。同図中の(1)は、類似船の推進性能を示す資料である。この資料から、対応排水量におけるDHPおよびNを求めるため、(2)のように、(1)の資料から、DHP、Nのクロス・カーブを適当な速度間隔毎に作る。(2)から、図に示したように、対応排水量▽rにおける値を読みとれば、計画船と対応した排水量におけ類似船のDHPとNが求められる。(3)は、このようにして求めた類似船の対応排水量におけるDHP等の曲線である。次に、
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